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お帰りなさい、T先生!

乳頭の潰れを訴えた後、S先生に背中の傷の修正について相談してみた。
「んーー……そうねえ、傷はずいぶん柔らかくなってきているね。周りの皮膚も十分に余裕があるし。これだったら綺麗に治るんじゃないかな」
「やったー! どんな手術ですか?」
「簡単な方法とちゃんとした方法があるけど?」
「簡単な方法? 楽にすむならその方がいいですけど、どう違うんですか」
「ちょっとだけ切って縫うんですぐすむけど、傷の端っこが少し残る感じかな」
「えッ! そんなの嫌です。わざわざもう一回痛い思いするんだから、綺麗に治ってくれないと。少し残るとかそんなの! 冗談じゃないですッ」思わず鼻息の荒くなる私。
「そうだよねえ。手術するのはT先生だからとりあえず先生に診てもらって」
S先生は新たな患者さんの乳房再建手術や眼瞼下垂手術や義眼床形成手術で手一杯なので、背中の傷処置やケロイド治療や修正手術は一番弟子のT先生の仕事なのだ。ところがT先生は現在、育児休暇中なのである。

思い起こせばちょうど1年前の乳頭乳輪再建手術の日、半年ぶりでT先生に会った時、「ちょっと太ったかな? 顔もふっくらしたかな?」と感じたのだが、手術着でキャップかぶってマスクしてたし、よくわからなかった。そもそも手術に入る直前に「久し振りです。今日はよろしくお願いします」と挨拶したきりだしね。いきなり「太りました?」とは聞けないでしょ。
その後しばらく術後のケアでM病院に通ったのだが、3月以降の外来予定表からT先生の名前が消えていることに気がついた。ところが病院HPの医師紹介ページにはきちんと載っている。4月半ばに無事出産したと知ったのはしばらく経ってからだったのだけど、つまり私の手術をした2月18日は臨月寸前だったというわけだ。
T先生の復帰は公式には5月から、実際には4月後半ぐらいからとのこと。GWの連休明けの方が確実だったが、修正手術やる気満々モードの私は少しでも早くと連休直前の4月27日の受診を予約した。S先生の診察は半年先でいいのだけど、休業中のT先生には予約枠がないので、とりあえずS先生の枠で予約する。

いよいよ再建完了に向けての第一歩だと勇んで受診した4月27日、T先生は臨時休診だった。朝はきちんと病院に来て診察や処置をするつもりだったそうだが、急な体調不良で帰ったとのこと。大丈夫かな。
そういうわけで連休明けに電話して改めて予約を取り直し、5月14日に再受診した。T先生は元気だった。相変わらずスリムで可愛らしい感じで、とても子供ひとり産んだようには見えない。

さっそく背中の傷を見てもらいながら手術についての相談をする。
私の背中には、肩甲骨下あたりから脇腹に近い腰の上まで斜めに30cm弱の縫合痕がある。この縫合痕の真ん中あたりが6cm角の三角にえぐれているのだ。このえぐれ傷が癒着して貼り付いたように動かないので、その上部の肉が被さるように垂れ下がってしまい、右側の背中全体がデコボコなのだ。とにかくここを平らにしたい。
えぐれた傷の部分を切り取るわけだが、周りの皮膚は十分に引っ張ってこられる伸縮性と余裕があり、皮膚移植の必要はないとのことだった。毎日毎日ヒルドイドクリームを執念深く塗り込め続けた甲斐があった。背中の傷を治すために新たな傷を作るイタチごっこは避けたかったから……

手術は局所麻酔で1時間半程度で終わるので、日帰りでも可能とのことだった。ただ、綺麗な仕上がりのためには腕や背中を極力動かさずに安静にしているのが望ましいらしい。家に帰ったらやっぱり最低限の家事はせざるをえないから、動かずにいるなんてそんなの無理。傷口もがっちりテープ止めされるだろうから、私の皮膚はおそらくボロボロにかぶれる。
久し振りで数日くらい入院生活して上げ膳据え膳してもらうのもいいかな……入院給付もおりるだろうし。

復帰したてのT先生のスケジュールはまだ埋まってないので、翌週にでも手術は可能なのだが、一応仕事の都合もあるので一ヶ月後の6月12日に予約を入れてもらった。金曜日の朝入院して、午後に手術して、土日は病院でゆるゆる過ごして、月曜の外来開始前に診察してもらってOKならそのまま退院……という「週末に有給プラスしたサイパン旅行」みたいなスケジュール。前後に仕事が立て込んでいるので、支障きたさなそうで助かる。

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