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緑系の色ー1 |
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緑色・翠色(みどりいろ) |
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加法混色(RGB)の三原色のひとつ。草木の葉のような色の総称。大和・奈良時代から乳幼児を「みどりご」と言ったように、生まれたばかりの新しいものを「みどり」と称しました。また、黒く艶のある意味も持ち、「緑の黒髪」のような言い方もしました。 「春は萌え夏は緑に紅の綵色(まだら)に見ゆる秋の山かも」 「翠の髪を剃下し」 |
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浅緑(あさみどり) |
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薄い緑色。糸、野辺、靄などの枕詞として用いられます。 「又服制。〜(略)〜務冠四階浅緑」 「あさみどりの薄様(うすやう)なる文の、押し巻きたる端みゆるを」 |
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深緑(ふかみどり) |
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深く濃い緑色。英語でのdeep green(ディープグリーン)に相当します。viridian(ヴィリジャン)という色が絵の具にあり、この色も深緑の範囲ですが、かなり透明度の高い色となります。 「松原のふかみどりなるに、花もみぢをこき散らしたると見ゆるうへのきぬのこきうすき、数知らず」 |
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若緑(わかみどり) |
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明るくみずみずしい緑色。「みどり」にはもともと「若い、新しい」という意味があるので、より強調した新鮮な感じの色をいいます。特に松の若葉の色をいうことが多いようです。 「わかみどりふた葉に見ゆる姫松の嵐吹きたつよをも見てしが」 |
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老緑(おいみどり) |
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彩度の低い灰味がかった緑色。若緑と対照してつけられた名前です。明るく鮮やかな形容に「若」を、鈍い暗い形容に「老」の字をつけますが、これは緑系の色に限られていました。 |
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暗緑色(あんりょくしょく) |
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深く暗い緑色。 「さやぎつつ鴉(からす)のむれのかくろへる暗緑の森をわれは見て立つ」 |
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常盤緑(ときわみどり) |
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常盤樹の葉の色。一年中、葉の緑色が変わらないところから「永久に変わらない」という代名詞にもなっています。英語でもever green(エヴァーグリーン)。榊にしろ、ヒイラギにしろ、洋の東西を問わず神事に常緑は欠かせないのですね。 「ときはなる松のみどりも春くれば今ひとしほの色まさりけり」 |
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千歳緑(せんざいみどり) |
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常盤緑と同じ常緑の樹の色。古木のもっと暗い緑色です。 |
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青竹色(あおたけいろ) |
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青竹の色。色名に竹をつけるのは、黄緑系の草木の緑と区別して、それより青みの緑をいう場合に多いです。実際の竹よりも青みが強調されています。 「ホーゲーと焼かれたるまま岩山は青竹いろの夏となりけり」 |
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若竹色(わかたけいろ) |
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青竹よりもさらに若々しい竹の色。 |
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老竹色(おいたけいろ) |
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彩度の低い灰がかった緑色。緑系の色の色名にはよく「若」「老」が使われますね。 |
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草色(くさいろ) |
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草の色のような濃い貴緑。ちなみに「草青む」は春の季語ですが、「草の色」は紅葉した草の色のことで秋の季語となります。 「草色の紐つけし小紋縮緬の被布を着たり」 |
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若草色(わかくさいろ) |
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芽を出して間もない草の色。古来、若草は、柔らかい瑞々しい新鮮なものととらえられています。「若草の」は「妻」「新枕」などの枕詞でした。 「若草色の夕あかり濡れにぞ濡るる」 |
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若葉色(わかばいろ) |
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生え出て間もない草木の葉の色。日本人は、若葉の色に自然の恵みや神の恩寵を感じます。この感情は、北半球の北回帰線以北に暮らす人々共通のものです。常夏の国の住民には、緑色に対して特別な感情はないそう…。冬枯れののち、緑の再生を知る人間だけが、若葉の輝きを尊く思うのです。 「あらたふと青葉若葉の日の光」 |
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