すずめのつくる簡単レシピ。基本的に大した材料も技術も必要としません。
コンセプトはカンタンで美味しいこと!
分量等は一応書いてありますが、テキトーでも大丈夫です。

どうぞ、小料理屋・雀を御贔屓にしてくださいませね。

ご飯もの・餅・粉もの

チャーハン・雀風

牡蠣ごはん

エビにらチャーハン

明太子豆腐丼

豚キャベツ丼

ごはんのおやき

甘栗まぜごはん

茄子ごはん

リボリータ(トスカーナ風・パン雑炊)

きのこの豆乳リゾット

本格・中華粥

じゃことひじきの梅ごはん

中華おこわ

三色ピーマンのパエリアもどき


 

チャーハン・雀風

3人分

ごはん 2合(固めに炊いたもの。冷や御飯でも可)
チャーシューまたはハムまたはベーコンまたは豚肉(要するになんでもよい)50g
長ねぎ 1本
卵 2個
生姜・にんにく 各1片
鶏ガラスープの素(顆粒か粉末)大さじ1
オイスターソース 大さじ2
黒コショー
ごま油 大さじ3


1. 生姜とにんにくはみじん切り。すりおろしてもよい。チャーシューは賽の目に、ねぎは輪切りに。

2. 中華鍋にごま油を入れて熱くし、生姜とにんにくを強火でよく炒める。

3. とき卵を加え炒める。油を卵によく吸わせるように。半熟状態になったら、さらに肉類、ねぎを加えて炒める。鶏ガラスープの素も加える。

4. ごはん(冷やごはんの場合は、レンジで温めてから軽くほぐしておく)を入れ、しゃもじで切るように炒める。ごはん一粒一粒がパラパラになるように。オイスターソースを回しかけ、軽く混ぜ、たっぷりの黒コショーで味を整える。


材料や調味料はすべて準備しておき、終始強火で一気に作るのがポイントです。ザーサイやメンマ、しいたけなどもあるようならみじん切りにして加えてしまってもいいです。油はちょっと多すぎるんじゃないか?というくらいでも大丈夫。肉類はなくてもいいですが、生姜とねぎだけは絶対欠かせません!

 

牡蠣ごはん

3〜4人分

牡蠣(小ぶりのもの)10〜15個くらい
ごはん 2合
三つ葉 1/2束
醤油 大さじ1
酒 大さじ2
生姜


1. 牡蠣を海水くらいの濃さの塩水でよく洗う。洗った牡蠣を小鍋に入れ、酒と醤油をふりかけて蓋をし、1〜2分蒸し煮にする。牡蠣は取り分けておく。

2. 米は通常より若干少なめの水分量。なめてみてほのかに味を感じる程度の塩を入れ、牡蠣から出た煮汁を加えて炊く。

3. 米が炊きあがったら、牡蠣を入れ約5分ほど蒸らす。

4. 刻んだ三つ葉を入れて全体を混ぜ、器に盛り、針生姜をたっぷりのせる。


牡蠣の香りが上品な炊き込みごはんです。牡蠣は別に生食用のものでなく加熱用のもので大丈夫。軽く酒蒸しにしたあと、ごはんの余熱だけで蒸らすので小ぶりのものの方がいいです。つまりそんなに立派な牡蠣でなくてもよいってこと。

 

エビにらチャーハン

3人分

むきエビ 150g
にら 1/2束
卵 2個
ごはん 2合


1. 海老は一口大くらいに刻み、にらは5〜6cmくらいのザク切りにする

2. 卵を溶いて軽く塩コショーし、よく熱した中華鍋に油をひいてふんわりと炒める。

3. 固まる前に卵をいったん取り出し、海老を入れて色が変わるまで炒める。海老もいったん取り出しておく。ごはん(温めてほぐしておく)を炒め、パラパラとしてきたら、塩、コショー、顆粒の鶏ガラスープなどで味を整える。

4. にらを加えて軽く炒め、卵を戻してざっと混ぜ、さらに海老を戻して火を止める。


海老のピンクとにらの緑と卵の黄色が綺麗な、上品ぽい雰囲気の割にパワーたっぷりのチャーハンです。強火でパパっと作るのがコツです。

 

明太子豆腐丼

2人分

明太子 2腹
豆腐 1丁
分葱 1/4束
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
ごま油 大さじ1
白ゴマ 大さじ1
ごはん


1. キッチンぺーパーに包んだ豆腐を電子レンジに5分かける。軽く絞ってくずしておく。明太子はしごいて中身をほぐしておく。

2. 醤油、みりん、白ゴマとごま油をあわせてタレを作る。

3. 丼にご飯を盛り、豆腐をのせ、さらに明太子をのせる。

4. あわせた調味料をかけ、小口切りの分葱を散らす。


ご飯さえ炊いてあれば10分で出来ちゃうどんぶりです。うちの近所のスーパーでは崩れたり破れたりした明太子を安売りしているので、よく登場するメニューなのです。豆腐をのぞいてパスタに和えても美味しいです。

 

豚キャベツ丼

2人分

薄切り豚肉 150g
キャベツ 1/4個
長ねぎ 5〜6cm
生姜 ひとかけ
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
ごま油 大さじ1
豆板醤 小さじ1/2
ごはん


1. キャベツは1〜2cm幅、豚肉は一口大に切り、それぞれ茹でておく。

2. 長ねぎと生姜をみじん切りにし、ごま油で炒める。醤油、みりん、豆板醤を加える。

3. 丼にご飯を盛り、キャベツと豚肉をのせてタレをかける。


これもご飯さえあればすぐ出来ちゃうどんぶり。さっぱり豚しゃぶとほんのり甘いキャベツにちょっとピリリの中華風タレが食欲増進!です。シャキシャキのレタスと牛肉に変えてもイケますよ!

 

ごはんのおやき

2人分

ごはん 1合
こぶ茶 小さじ1/2
ちりめんじゃこ 大さじ2
桜エビ 大さじ1
白ごま 小さじ1
青海苔 小さじ1/2


1. あたたかいご飯に、こぶ茶を混ぜて味つけをする。

2. ちりめんじゃこ、桜エビ、白ごま、青海苔を加えてよく混ぜ、6〜8等分してハンバーグ状に平たくまとめる。

3. フライパンに薄く油をしき、両面をカリカリに焼く。ポン酢をハケで塗ってから軽く焼き、七味唐辛子少々をふる。


カルシウムたっぷり! お酒のあとの腹ごしらえにもよいです。鉄板焼の時なども、作っておいて最後にドーゾ。じゃこや桜エビの量は好みで増やしてくださいね。

 

甘栗まぜごはん

3人分

ごはん 2合
むき甘栗 1袋
牛肉 50g
ごぼう 1/4本
醤油 大さじ1
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1
塩 少々
みりん 大さじ1/2
生姜汁 大さじ1/2
三つ葉 少々


1. むき甘栗は半分に、牛肉は一口大に切り、ごぼうはささがきにしてアク抜きをしておく。

2. 鍋に150ccの水を入れ、調味料を全て入れて煮立て、ごぼうと牛肉を加え、ごぼうがやわらかくなるまで煮る。

3. 煮汁が煮詰まったら、ご飯に甘栗と一緒に混ぜ合わせる。器に盛り、三つ葉を散らす。


甘辛く煮た牛肉とごぼうに、むき甘栗を混ぜただけの手抜き栗ごはん。むき甘栗は面倒でなくていいんですが、ちょっと風味に欠けますよねー。微妙に柔らかいし。天津甘栗は、やっぱり爪を黒くしながら剥いて食べるのが一番だと思います。むき甘栗の柔らかさを逆手にとってご飯に混ぜちゃったら、アラいける!でした。好みで山椒などふっても。

 

茄子ご飯

3人分

ごはん 2合
茄子 2〜3個
ちりめんじゃこ 1/4カップ
茗荷 2個
青じそ 5〜6枚
梅干し 2個


1. 茄子は縦2つに割り、4〜5mm厚さの小口切りにし、濃いめの塩水につけておく。しんなりしてきたら水気を絞っておく。

2. 梅干しは種を取って果肉を包丁でたたいておく。茗荷は薄切り、青じそは千切りに。

3. あたたかいご飯に梅干しを混ぜ、茄子と茗荷、ちりめんじゃこを加えて、ご飯粒をつぶさないようにさっくりと混ぜる。

4. 器に盛り、青じそをのせる。


これもお酒のあとによいご飯ものです。食欲のない時にもあっさりさっぱりで○。水っぽくならないよう、茄子はぎゅうぅぅ〜〜っとよく絞ってください。

 

リボリータ(トスカーナ風パンの雑炊)

4人分

玉ねぎ 1/4個
にんじん 1/2本
セロリ 1/2本
じゃがいも 1個
キャベツ 1/4個
トマト 1個
白いんげん(缶詰) 1缶
バジル 5〜6枚
パセリ 1/2房
固くなったフランスパン 3〜4切れ
オリーブオイル
粉チーズ(パルメザン)


1. 玉ねぎ、バジル、パセリはみじん切りに、セロリ、にんじん、じゃがいも、種をとったトマトはさいの目切りに、紫キャベツは千切りにしておく。

2. 深鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎ、セロリ、にんじんを弱火でよく炒める。

3. じゃがいも、キャベツ、トマトを加えて炒め、バジルとパセリも加え、さらに炒める。塩コショウで味を整える。

4. 白いんげんを入れ、野菜がひたひたになるよう水を加える(缶詰を使わない場合は、先に白いんげんを茹でておき、茹で汁ごと加える)

5. パンをちぎって入れ、ごく弱火でパンがドロドロになるまで煮込む。

6. スープ皿に盛り、オリーブオイルと粉チーズをふって食べる。アツアツのうちに。


コチコチになったパンと常備野菜で作る、中部イタリア・マンマの主婦の知恵がつまった、素朴な「おうちごはん」。野菜の種類と量は適当に。豆は白いんげんでなくても、ひよこ豆などでもいいかと。リボリータの名の由来は、一度にたくさん作って、後から何度も温め直すというri(再度)bollito(煮る)からだそう。

 

きのこの豆乳リゾット

2人分

きのこ(椎茸、シメジ、舞茸、エリンギ、マッシュルームなど) 適宜
みじん切り玉ねぎ 少量(なくても可)
ご飯 1合
バター 小さじ1
コンソメキューブ 1個
豆乳 300cc
白みそ 大さじ1/2


1. 椎茸やマッシュルーム、エリンギは薄切りに、シメジや舞茸は小房に分ける。

2. 小鍋、又は土鍋にバターを溶かし、きのこを炒め、軽く塩コショウする。玉ねぎを入れる場合は先に炒め、きのこを加えて炒め合わせる。

3. 炒めたきのこを一旦取り出し、ご飯(温かいもの。冷やご飯の場合は軽くレンジで温めておく)をさっと炒める。飯粒がほぐれて油が馴染む程度。

4. 豆乳ときのこ、コンソメと白みそを加え、かき混ぜながら中火で沸騰する寸前まで煮る。好みで粉チーズ、パセリのみじん切りをふる。


ご飯一膳ぶんしかないのに、なかなかボリュームがあって腹持ちがいいので、ダイエットの時のランチなどによいです。きのこは何でもあるものでOK。白みそは風味づけの隠し味。こっくりとした深みが出ます。

 

本格・中華粥

3〜4人分

米 1カップ
ごま油 大さじ1/2
干し貝柱 2〜3個
クコの実(あったら)
香菜(あったら)


1. 干し貝柱をぬるま湯で戻しておき、細かく裂く。

2. 洗った米にごま油をからめておく。貝柱の戻し汁と合わせて4カップの水に1時間ほどつけておく。

3. 土鍋に米と水、貝柱を加え、強火にかける。沸騰したら弱火にして30〜40分ほどコトコトと煮る。

4. 器に盛り、クコの実、香菜などを飾る。


中国の定番朝ご飯のお粥、干し貝柱でかなり本格的に作れます。ザーサイやメンマは勿論、塩づけ卵(濃いめの塩水に殻ごと一晩つけておき、その水で茹でる)、肉でんぶ(豚ひき肉に、醤油、砂糖、みりん、酒、ごま油、生姜汁を加えたそぼろ)、ジャンローボー(角切りの大根を醤油と紹興酒に一晩つけこんだもの)、ワンタンの皮だけを揚げたもの……など、好きな中華おかずを合わせてください。

 

じゃことひじきの梅ごはん

3人分

米 2合
芽ひじき 大さじ2
ちりめんじゃこ 大さじ2
梅干し 2個


1. 洗った米に分量の水と千切った梅干し、戻さないままのひじきを加えて炊く。

2. 炊きあがったら、ちりめんじゃこを加えてよく混ぜる。


ひじきを戻すことすらしない、出汁をとることすらしない、横着炊き込みごはん。梅の香りがほんのりとして美味しいです。冷めても美味しいので、お弁当にしてもGOOD。じゃこは炊きあがってから混ぜます。香りがとんでしまうので。

 

中華おこわ

3〜4人分

もち米 2合
豚ひき肉 100g
たけのこ 1/4本
干し海老 大さじ2
干し椎茸(中) 2枚
葱 1/4本
酒 大さじ1
醤油 大さじ1
塩 ひとつまみ
ごま油 大さじ1
生姜汁 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
砂糖 小さじ2


1. 干し海老と干し椎茸はそれぞれ戻しておく。ひき肉以外のすべての具材を粗みじんに切る。

2. もち米を洗って、干し海老と干し椎茸の戻し汁と合わせて360ccにした水と一緒に炊飯器に入れる。酒、醤油、塩を入れて軽く混ぜておく。塩加減はなめてみてほんのり塩味を感じる程度。

3. フライパンにごま油を熱くし、葱を炒め、さらにひき肉を加えて炒める。色が変わってポロポロしてきたら、海老と椎茸、たけのこも加えて炒める。生姜汁とオイスターソース、砂糖を入れて軽く炒め、火を止める。

4. 炒めた具材を炊飯器の米の上に乗せ、炊く。


ふっくらもっちりの中華おこわ。やってみたことはないけれど、竹皮で包んで蒸せばきっと中華ちまき風になるのではないかと……。さめても美味しいので、私は小さなおむすびにしてお弁当にすることが多いです。

 

三色ピーマンのパエリアもどき

3〜4人分

米 2合
ピーマン 小1個
赤パプリカ 1/3個
黄パプリカ 1/3個
エリンギ 中1個
玉ねぎ 1/4個
鶏肉 60g
カレー粉 大さじ2/3
ケチャップ 小1/2
コンソメキューブ 1個
オリーブオイル 大さじ4
塩 胡椒


1. 鶏肉は一口大に切り、大さじ1のオリーブオイルで軽く炒め、取り出しておく。ピーマンとパプリカは2cmくらいの角切りに、エリンギと玉ねぎは粗みじんに切る。

2. 洗った米を炊飯器に入れ、通常より心もち少なめの水加減。残りのオリーブオイルと調味料類をすべて入れ、軽くひと混ぜし、炒めた鶏肉を入れて炊く。

3. 鶏を炒めて残ったオイルで玉ねぎを炒める。透き通ってきたら、残りの野菜を加えて炒める。

4. 米が炊きあがったら、炒めた野菜を加えてよく混ぜ、炊飯器のスイッチを入れ、5分だけ再加熱する。


たっぷりのオリーブオイルで炊き上げた、3色のピーマンがとっても色鮮やかなパエリアもどき。最初から炊き込むと色が悪くなるし、食感もぺしょんとしてしまうので、後混ぜ方式です。一度混ぜて水分を飛ばしてから再加熱すると、パラっとおこげ風になります。(ウチの炊飯器では)

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