旅雀素描帖

ベルギー Belgium

Brugge - ブルージュ

「橋」という名のフランドル地方の「水の都」。
縦横に流れる運河には50以上の橋が架かっています。
この街を「天井の無い美術館」と称したのは、誰だったでしょうか…?

花と運河のある暮らし
花と運河のある暮らし(213×147mm)
運河を巡る遊覧船は、民家の裏手の路地のような水路も通ります。窓辺や庭にはたくさんの花々が溢れていました。
ブルージュ俯瞰
ブルージュ俯瞰(229×232mm)
街にいくつかある教会の塔上から見下ろすと、そこは運河巡りの遊覧船の船着場。
鐘楼を見上げて 鐘楼を見上げて
(135×154mm)

足の向くまま散策する途中、ふと上を見上げてみました。
ブルージュのシンボル鐘楼は、街のどこからでもこうして見ることができます。
15分おきに鳴るカリヨンの音も、街のどこからでも聞くことができます。
マルクト広場俯瞰-1-
マルクト広場俯瞰-1-(195×128mm)
運動不足の身体にこたえさせながら、鐘楼の階段を登りました。息をはずませて見下ろしたマルクト広場には色とりどりにカフェが並んでいました。
さて、ここを降りたらどの店で一服しましょうか…
マルクト広場俯瞰-2-
マルクト広場俯瞰-2-(299×204mm)
この鐘楼からの風景は、私にとってとても印象的だったのです。小雨の降る肌寒い日でしたが、それを差し引いてなお美しい街並でした。上の絵とまるで同じアングルですが、どうしても描き直してみたくて…。
約3年の間があいているので作風の変化は否めませんが。初めの1枚の荒っぽい勢いも捨てがたく、あえて新旧2点を並べました。
運河に面した町並
運河に面した町並(190×139mm)
運河に面した街並は、ヴェネツィアのそれとも、アムステルダムのそれとも、また違う趣です。
どこもそれぞれに美しいことに変わりはないのですけれど。
ブルージュの修道院
ブルージュの修道院(185×136mm)
雨上がりの新緑の中に、ベギン会修道院がひっそりとありました。まるで時間に鍵をかけたよう。神様のために一人暮らしを選んだ修道女たちがここで生活しているそうです。

Gent - ゲント

中世ではブルージュのライバルだったという由緒ある街。
ブリュッセルとブルージュのちょうど中間に位置してます。

河畔のギルドハウス
河畔のギルドハウス(225×143mm)
中世の商館、豪奢なギルドハウスがレイエ川のほとりに立ち並ぶ。ゆったりした川の流れと同じく、古都の時間はゆっくり流れていく。
聖バーフ教会 聖バーフ教会
(141×215mm)

街の中心の鐘楼に登ると真正面には聖バーフ教会が肩を並べるようにそびえていました。カリヨンが鳴る時刻には鐘楼内部も見られます。
フランドル伯の居城
フランドル伯の居城(188×134mm)
900年近くも昔に築城されたというフランドル伯の居城は堅固な石造り。ぐるりを堀でとり囲まれていて、かつての城塞の匂いがしました。
ゲントの街並
ゲントの街並・遠望(200×143mm)
登れるところはとにかく登る高いところ好きの私は、当然このフランドル伯の居城でも見張り台に立ちました。中心から少しはずれたこの城からはゲントの街のパノラマが見渡せます。聖バーフ教会、聖ニコラス教会、鐘楼とが競い合うかのように背比べ。

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