旅雀素描帖

Hong Kong - 香港

古くから東南アジアの交通要所であり、イギリス植民地時代にも金融の要所だった。
中国返還後、特別行政区となった今でも、世界中から観光客の訪れるグルメとショッピングの街。

彌敦道の電飾看板
彌敦道(ネイザンロード)の電飾看板
(159×163mm)

たくさんの繁華街のある香港の中でも、多分一番有名なのはこのネイザンロード。多国籍な人波や道路に突き出す電飾看板、綺麗なもの、美味しいもの、怪しいもの、さまざまなものが濃縮されて……「24時間眠らない街・香港」を何より象徴している。
九龍城上空・香港カーブ

九龍城上空・香港カーブ(144×212mm)
かつて香港・啓徳空港に入る飛行機は市街上空で大きく旋回し、ビル郡すれすれに飛行して着陸した。香港アプローチ──パイロットの技術を世界一必要とする空港だった。東洋の魔窟・九龍城ぎりぎりに、窓辺の看板さえ手づかみできそうな位置をかすめ飛ぶ飛行機は、機上にあっても地上から眺めても、スリリングだった。あたかも、このスラムのような建物の魔力に飛行機が吸い寄せられていくような感覚………
その九龍城は返還前に取り壊され、もうない。
空港も沖合いに移転し、もうない。
香港アプローチはもう見られない。

>> 題材はHiraiさんのサイトの写真を参考にいたしました。Hiraiさんのページはこちら。今はもう誰も撮影不可な香港啓徳空港の貴重な画像が満載です。

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