イタリア Italy -part2-

Arezzo - アレッツォ

トスカーナの東に位置する小さな古都。
中世には、フェレンツェやシエナに次ぐルネサンス文化の中心でもあったという。
そしてR・ベニーニ監督の映画「ライフ・イズ・ビューティフル -La Vita e Bella- 」のロケ地としても。
愛する者のためについた優しい優しい嘘……。
この優しく切ない物語の舞台に、ぜひとも訪れてみたかったのだ。


グランデ広場(205×147mm)

北側を宮殿の回廊を頂点に、緩やかな勾配を持つグランデ広場。広場か続く路地からは、今にも映画のシーンのように、全力疾走の自転車が下ってきそうでした。月に一度のアンティーク市の日には、この静けさが嘘のように賑わうのでしょうか。

回廊のカフェ(149×206mm)

グランデ広場の回廊に店開きしているバルで、遅い昼食を。テラス席からは、ヴァーザリの設計した小さく美しい広場をぐるりと見渡せました。トマトとモッツァレラと生ハムの定番パニーニには、パンにピスタチオが焼きこんであり、クッキーのようにサクサクした味わい。キリリと冷えたトスカーナの白ワインと一緒に、ゆったりとした午後のひとときを目と舌の両方で。

Siena - シエナ

トスカーナ地方のほぼ中央、3つの丘にまたがるシエナの街。
かつて金融の中心として栄え、覇権を巡って隣国フィレンツェとの間に激しい抗争が繰り広げられた。
国力だけでなく、芸術面においてもフィレンツェの写実的な画風に対し、シエナ派は繊細で神秘的。


朝いちばんのお客さん(252×197mm)

入口のイノシシの頭部の剥製とセンスのいいウィンドウ・ディスプレイが印象的なサラミやソーセージのお店は、カンポ広場からドゥオモを結ぶ路地の一画にありました。グラスワイン片手にハムやサンドイッチもつまめるので、お昼時にはいつも地元の人たちでいっぱいです。開店直後一番最初のお客さんはハムの切れっぱしでも欲しいのかしら?

シエナの食料品店(140×214mm)

バント・シェンナ。絵の具を使う人にはお馴染みの赤みがかった茶色は、「焦げたシエナ」という意味。長い時を経て、いくぶん落ち着いた褐色の街には、坂や曲がりくねった路地が似合います。中心部から少しはずれた路地の食料品店。店先のさまざまな果物たちが目に鮮やかでした。

トスカーナ・秋色の大地-1-(158×205mm)

シエナからピエンツァに向かう、トスカーナ南部の丘陵地帯にて。いくつかの丘、いくつかの渓谷の間にはピエンツアやモンテルプチャーノなどの珠玉の小さな街が点在しています。今回は通り過ぎるだけでしたが、次の機会にはぜひ立ち寄りゆったりとした休日を過ごしたい。

トスカーナ・秋色の大地-2-
(154×203mm)


秋色に色づくトスカーナの大地をもう1枚。丘の斜面をうねうねと続く糸杉の並木は、日本の田園風景とはだいぶ趣きを異にしています。

San Gimignano - サン・ジミニャーノ

フィレンツェとシエナの真ん中あたり、ゆっくり歩いても2時間ほどで廻れる小さな町は、
現在でも14本もの塔が現存する「美しき塔の町」。
貴族たちの富と権力の象徴である塔、かつては72本の塔がこの小さな町を埋めたそう。
一般車両の通行を禁じた城壁内は、トスカーナで一番中世の面影の濃いところかもしれない。


サン・ジミニャーノ遠景(205×137mm)

オリーブ畑や葡萄畑の広がる丘の上に、サン・ジミニャーノの町は築かれています。14世紀半ば、ペストの流行や内乱などで衰退し、発展を止めた町。今も残る14本の塔は、その盛衰をじっと見つめてきたのでしょう。

夜のチステルナ広場(141×207mm)

中世の邸宅が囲むチステルナ広場。名前の由来は、中央の井戸(チステルナ)にちなんだものです。昼間はフィレンツェやシエナからの日帰り観光客で賑わう小さな町も、日が落ちると人通りも少なくなり、本来の静けさを取り戻すよう。

花のある日常-1-(92×137mm)

街の外側の遊歩道にて。今は使われていない古い井戸のまわりには、色鮮やかな鉢植えの花々を可憐にアレンジ。

Pisa - ピサ

莫大な富を白亜の建造物に注ぎ込んだ、かつての海洋都市。
西地中海の覇権を握った栄光をとどめるために作られた「奇跡の広場」には、
大理石の4つの建物が均整を保っている。


TOWERS-3-(88×140mm)

単なる付属の鐘楼でありながら、傾いているということであまりにも有名になってしまったこの塔。実物を見た感想は「やった!やっぱり傾いている!」でした。円柱とアーチの回廊が巡るウェディングケーキのようなこの塔は、傾斜することで螺旋に見え、一層美しさが強調されるようです。一時期立ち入り禁止でしたが、強化工事も終わり人数限定ですが登ることが出来ます。

Lucca - ルッカ

16〜17世紀の頃の城壁に囲まれた街並を今に残しているトスカーナ北西部の町。
上を歩いて街をぐるりと俯瞰できる城壁、樹齢100年の樫の樹を屋上に持つ塔、
ロマネスク様式のいくつかの聖堂、ローマ時代の競技場そのままの広場などなど……
小さいながらも見どころがギュっと詰まっている。


円い広場の丸い青空
(170×114mm)


アンフィテアトロ広場は、ローマ時代の競技場そのままの楕円形をした珍しい広場です。周囲をぐるりとアンフィテアトロ通りが囲み、4つの門で広場とつながっています。円い広場の中心から見上げる空はやはり丸い形をしていました。

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