第3話 [おかあさんの職場で暮らす] その2

毎日おかあさんの職場で一緒にいるぼくですが、基本的に仕事の役には全然たっていません。ウ○チはたれる、鉛筆はかじる、ペンのキャップは持って行く、キーボードの上に立ちはだかりそこで動く指にかみつく、消しゴムのかすは喰うはで…

まずいろんなものをかじります。差し出されれば当然かじり、差し出されなくてもかじりに行きます。もしかしたらおいしいものかもしれないしね。

そのうちコーフンしてきて、ムキになってかじっちゃうこともあります。クリップに闘いを挑んだりして。いづれにしても、仕事中の机の真ん中なので、迷惑きわまりないみたいだけど、当然ぼくの知ったこっちゃないです。


いろいろかじり倒しているうちに、お腹が減ってきます。見回してみるとそこここに食べ物を発見します。ホントはおかあさんがさりげな〜く、かつ、わざとらしく配置してくれてるんですけど、ぼくは自分で発見したと思ってます。

さて、お腹もいっぱいになったことだし、眠くもなってきたことだし、手の平か腕の内側にでもくっついて寝ることにしよう。
おかあさんが作業中なことなんか、当然当然知ったこっちゃないです。

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