第11話 幸せの晩ご飯

おかあさんがキッチンに立つと、とるものもとりあえず参上してしまうぼく。

キッチンまで来てはみたものの、そうすぐに食べ物が出てくるわけではないので、すぐ飽きてしまうぼく。
でも今さら隣の部屋に戻るのもなんなので、こうしておかあさんの料理を見守っています。時々何かもらえるしね。


さーて、いよいよ晩ご飯の時間です。とりあえず思いきり背伸びをして、モノを確認します。ぼくは3cmくらい首を伸ばすことが出来るんです。

おかあさんたちの食事のスピードは遅すぎて、ぼくは途中でお腹が一杯になってしまいます。で、ちょっとウトウトしたりしてるんですが、こうしてデザートが出てくると、呼ばなくても起きてきます。
甘いものは別腹なんだよ、すずめだって。

え?顔にクリームついてるって?

時々おかあさんはお酒とかいうものを飲みます。ぼくはアルコールは御法度。一度、水と間違えて日本酒を飲んでしまって、パニック起こしてぐるぐる飛び回ってはあちこちにぶつかったりしていたそうです。…よく覚えてないんだ。あれって酔っぱらったってことなんだろうか。

だけど、おつまみのチーズやナッツは好きです。特にチーズはめちゃくちゃ大好き。クリームチーズが一番だけど、スモークチーズやブルーチーズだって食べちゃうんだから。

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