第7話 ポチくんのグルーミング

毎日生活していると、当然身体が痒くなってきます。そんな時フツーの鳥は水浴びとか砂浴びとかいうことをしたりするそうです。ところがぼくは水浴びも砂浴びも大嫌い!

ぼくが大人になりかけの頃。ちょっと日光浴させようとしたところ、「ひよわ」なぼくは日射病になりかけたのです。口が半開きでうつろ〜に見上げる斜め45度の目。びっくりしたおかあさんは、すぐにぼくに水をかけて、ティッシュで包んでだっこしてくれました。1時間くらいで蘇生しましたが…
どうもその記憶があって、全身濡れるのが好きじゃないのかも。

でも一生水浴びしないわけにはいかないと、おかあさんは思うらしいです。
そういうわけで、時々ぼくはこうして洗われてしまうのです。その間、抵抗し続けているので、終わった時はもうぐったり。とりあえずティッシュで拭いてもらって、しばらくだっこしててもらいます。ひよわなぼくは、羽が濡れると身体が重くて飛べなくなってしまうのです。

乾くまでこうしてうなだれています。

さてフツーの鳥が喜々として行うという砂浴びも、ぼくは砂ではやりません。おかあさんの髪の毛を使います。髪の毛浴びをしていると、嬉しさのあまり歓声があがってしまうこともあります。

人が2人以上いる時は「頭渡り」をすることもあります。勢いよく飛び移ってるととても楽しいんだけど、くちばしが刺さって痛いって、おかあさんは言います。

最初からぼくに髪の毛浴びを許してくれたわけではないです。砂浴びの器も砂もちゃんと用意してくれたんです。でもぼくが砂の上に座っているだけだったから…

結局ぼくはヒトの身体の上に乗っかっているのが好きなんです。

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