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ドイツ Germany -part1-
Rothenburg o.d.Tauber - ローテンブルク
日本からのツアーが必ずや立ち寄る、中世のおとぎの世界そのままの町。 城壁内の旧市街では自動車を遮断していることもあって あまりにもよく出来たテーマパークのような印象さえ、私は感じてしまった。
花のある日常-4- (230×157mm) 街のほぼ4分の3を取り囲む城壁は、12ヶ所ある塔や門で自由に昇り降りして、赤い屋根の町並を一望しながらぐるりと巡り歩くことができます。表通りからは見ることのできない中庭に、この街で暮らす人々の普段の生活を垣間見ることができました。
クリスマス・ディスプレイ (155×193mm) この街に来た人は素通りすることは出来ない店、「ケーテ・ウォルファルト」。クリスマス・グッズが1年中びっしり詰まったファンタスティックなおとぎの世界です。本店は、街一番の格式のホテル、アイゼンフットの隣にあります。店先の赤いミニバスは、屋根にクリスマス・プレゼントを満載した、お店の看板。
ローテンブルクの街並-3- (147×208mm) 小さな街のメインストリートに跨がる、マルクス塔とレーダーアーチ。絵を描く人は、よくここをモチーフに選ぶようです。この塔に隣接して…というより1000年前の城壁そのものがそのままマルクストゥルムというホテルになっています。次の滞在ではぜひ泊まってみたいなぁ。現在残る城壁はこのアーチのさらに外側にあります。12〜14世紀頃のものだそう。
花のある日常-2-(92×137mm) 路地裏の民家の見落としてしまいそうな一画。昔の荷車の車輪でしょうか? もう動かすことのない身体に、色とりどりの花をまとっていました。
市庁舎の塔より(148×210mm) とっても急な階段とはしごで市庁舎の塔に登ってマルクト広場を見下ろしてみました。ここから仕掛け時計が見られます。ミュンヘンのそれを見たあとでは ちょっとがっかりしてしまうのですけれど……
ローテンブルクの街並-2- (149×205mm) 路地の一角一角をどのように切り取っても一枚の絵になってしまう。
ローテンブルクの街並-1- (149×180mm) 街を取り囲む城壁のそばに、かわいらしい民家がありました。城壁の上はとことこと歩けます。1時間くらいで一周できました。
ローテンブルク遠景(210×119mm) 城壁の外に出て南側の高台から街を眺めてみました。市庁舎の塔が見えます。雪の降る季節には、この街はどのような雰囲気になるのでしょう。
Füssen - フュッセン
オーストリアとの国境近くのアルプスの麓の小さな街は、ロマンチック街道の終点地。 悲劇のバイエルン王・ルードヴィッヒII世が富と情熱を注ぎ込んだ ノイシュヴァンシュタイン城は、あまりにもあまりにも有名すぎる観光スポット。 バイエルン国家の財政に破綻をきたしたこのお城、今ではバイエルン観光資源で一番の稼ぎ頭というのも皮肉な話。
ノイシュバンシュタイン城・冬景(209×209mm) ほぼ一年中たくさんの観光客で賑わうノイシュバンシュタイン城ですが、厳寒の季節には訪れる人々も激減し、時間が閉じ込められたように美しさが映えます。
ノイシュヴァンシュタイン城(290×191mm) W・ディズニーがシンデレラ城のモデルにしたことでも、あまりにも有名です。近くのマリエン橋からはシュタインベルク湖を背中に控えるノイシュヴァンシュタイン城が一望できます。橋の上にはカメラを手にした観光客が鈴なり。
Nürnberg - ニュルンベルク
ドイツの南、バイエルン州第2の都市。 あの「ニュルンベルグ裁判」を、あのオペラ「ニュルンベルグのマイスタージンガー」を、 ドイツ最大のクリスマス市を、ドイツ一美味しいと評判のニュルンベルガー・ブラウトブルスト(焼きソーセージ)を 思い浮かべる、古くからの職人の街だ。
カイザーブルクのエントランス(312×189mm) 街の北の高台から街を見下ろすように佇むカイザーブルクは、城塞都市ニュルンベルクのランドマーク的存在です。第二次世界大戦で甚大な被害を受けましたが、現在は綺麗に修復されて、かつての神聖ローマ帝国の地代を偲ぶことができます。
ニュルンベルクの花屋さん(287×220mm) 中央駅のすぐ近くにある、城壁に囲まれた一郭は中世の雰囲気そのまま再現した職人広場です。ちまちまと立ち並ぶ可愛らしい建物はそれぞれ、さまざまな細工ものを作っては売っているショップです。私は1軒1軒覗き込み、小さな銀細工の雀と、小さな陶器の雀と、小さな紙細工の雀を買いました。ここはお花屋さん。
橋上の聖霊救護院(222×149mm) 街の中央を流れる川には、中洲を繋ぐ橋が架かっています。鏡のような川面には、かつて救護院であった旧い建物の影が今も静かに揺れていました。
旧市街の坂道(208×146mm) 旧市街の路地にうっかり入り込むと、どちらに向かってるのかちょっとわからなくなります。でも、こんな坂道をのんびり歩くのなら、迷うのもまた楽しいですからね。いっぱい歩いていっぱいお腹を減らせば、ビールとソーセージの味もまた格別というもの。
Bamberg - バンベルグ
第二次世界大戦の戦禍を免れた小さな古都は、街まるごとが世界遺産。 ロマネスクとルネサンス、ゴシックの様式が融和したドーム広場は 「ドイツで一番美しい広場」とも呼ばれるとか。
河畔の民家(287×198mm) 民家の並ぶ、小ベニス地区と呼ばれる川沿いをゆっくり散策。夕暮れの一歩手前のこの時間、川面は綺麗な水鏡になります。もうしばらく歩いたら、名物薫製ビールを一杯! ところで「リトル・ベニス」は世界中に何ケ所あるんでしょうか?
橋上の旧市庁舎(150×215mm) 旧市庁舎はなんとも不思議な建物です。リグニッツ川の中洲に腰をすえ、なおかつ両岸を繋ぐ橋でもあります。半分はフレスコ画のだまし絵が描かれた建物、もう半分は木組みの建物。見る角度でまるで表情が変わります。
Lüneburg - リューネブルク
10世紀頃から約1000年もの間、富裕な塩の街だったリューネブルク。 美しく堂々とした街並は、ハンザ時代の繁栄を物語るよう。 赤紫色のエリカ(ヒース)の花の原野が広がるリューネブルガーハイデは、この街の西南に。
河畔のカフェ(285×197mm) 鉄道駅からトコトコ歩いて15分。可愛い家々と花で飾られた古い木の橋が迎えてくれました。
Bremen - ブレーメン
あの「ブレーメンの音楽隊」が幸せな生活のために目指した、ドイツ最古の貿易港。 レンガ造りの街並が美しいメルヘン街道の北の終点だ。 だけど、音楽隊は結局この街には到達していないのですよね…
ローラント像の立つマルクト広場 (200×137mm) 街の中心、マルクト広場。市庁舎に向かって立つローラント像は街の守護神です。市庁舎前のベンチに座ってひと休み。隣に座った犬連れのお爺さんが「ようこそ、ブレーメンへ。どうだい?この街は。楽しんでおいで」
ブレーメンの街角(136×215mm) 古い街並の残るシュノール地区。15世紀そのままの家々は、彫金のアトリエだったり、ガラス細工のショップだったり、ロマンチックなレストランだったり。
グロッケンシュピール(190×128mm) 人ひとり通るのがやっとのような狭い路地を入ると、レンガの屋根の間に陶器で出来たたくさんの鐘が。この仕掛時計は時間が来るとなんとも素朴な音色を奏でます。
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