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1年めの検診を迎える

皮膚パッチテストの一週間

検診結果は無事クリア

手術に備える3ヶ月間

いよいよ入院

乳房再建のためのデザインを施す

手術まで首を洗って待つのみ

手術──再び辛く長い一夜

なんでこんな手術受けちゃったんだろう……

再建乳房と感動の初対面!

再び苦しむ激痛の夜

入院生活のタイムテーブル

快復停滞の分岐はどこにあるの?

そろそろ退院が視野に入ってきたかな

30日ぶりで外の世界へ

背中の大怪我、続行中

ドレーンを入れての強制排液

「カサブタ剥いじゃおうね」

恐怖の溶解脂肪ダダ漏れ事件

医療従事者と患者との間には温度差がある

傷口が裂けちゃった!

背中の傷に植皮を開始

遺伝性乳癌による予防的乳房切除に思うこと

いっこうに脂肪流出が止まらない

乳癌治療に関するいくつかのニュース

そろそろ心が折れてきた

身体はちゃんと頑張っていたんだね

旅立ってしまった友

サバイバー3年生に──道はまだ続く


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入院生活のタイムテーブル

手術から1週間が経過して、入院生活のタイムテーブルも固まってきた。こんなに規則正しい判で押したような毎日はついぞ送ったことがないくらい。

朝5時前に目覚める。冬の夜明けは遅く、窓の外はまだ真っ暗だ。読書灯をつけ、ベッドの頭を少しだけ起こし、静かに読書に没頭する。
7時になったらベッドを起こして枕やクッションを配置して座椅子ポジションにセッティング。昼間に中途半端に眠ってしまうと夜眠れないので、うっかり横にならないために、起こしたベッドは就寝時まで絶対に戻さない。
そんなことをしている間にナースが検温と血圧測定にやって来る。
7時半に朝食。その後ラウンジに行ってドリップコーヒーを淹れ、ゆっくり食後の一服。そうなの、私コーヒー中毒なの、1日1杯はどうしても飲みたいの。前の入院の時は1週間程度だったから毎日売店のカフェまでに買いに行ったけど、面倒だし長期では結構な出費になるので、今回は1杯ずつ淹れられるドリップコーヒーを用意してきたのだ。同じタイミングでコーヒーを淹れに来るおじさんもいる。彼もきっと1日1杯はどうしても飲みたい人なのだ。
午前中はメールを書いたり、ネットしたり、オンデマンドでTV放送を視たり。洗濯したり売店に行ったりもなるべくこの時間帯にするようにした。
11時半過ぎに昼食。
午後は窓からの光が良い感じなので、5時頃まで絵を描いて過ごす。私は“病室アトリエ計画”と称して水彩画の道具一式を持ち込んできたのだ。絵を描くのは時間も痛みも忘れられるけど、やっぱりちょっと疲れるので昼食後から5時のチャイムまでの間にとどめると決めていた。
日中はお茶を淹れにラウンジの給湯機と病室を何回か往復するけれど、一番奥の部屋であることが幸いして適度な運動にもなる。
夜勤の担当ナースが挨拶に来たりしているうちに6時になり、夕食。
8時頃には朝食についてきた牛乳を温めて飲む。朝は自分で買ったヨーグルトを食べているのだ。おかげで最初の1週間に苦しんだ便秘は解消された。
それからは他の患者さんとラウンジでお喋りしたり。夜の検温や血圧測定もこの時間帯にある。
9時半の消灯後はベッドの傾斜をゆるくして、読書灯をつけて10時半から11時頃まで読書。睡眠導入剤が効くのはどうやら5時間〜5時間半くらいのようで、消灯前の9時頃に飲むと夜中の3時にバチっと目覚めてそれきり眠れなくて悶々としてしまうことが判明した。本を読んでいると10時半過ぎ頃にフワーっと自然な眠気が襲ってくるので、畳み掛けるように睡眠導入剤を飲み、同時にボルタレン座薬を入れ、睡魔のタイミングを逃さないように就寝。で、翌朝5時にパチっと目覚め……と、これを繰り返す日々。

フワーっと眠くなるなら眠ってしまえばいい──出来るだけ薬に頼りたくなくて一度だけ睡眠剤を飲まずに寝たところ、わずかな寝返りや体位変換のたびにいちいち目覚めてほとんど眠れず、深く後悔した。薬の力を借りれば、5時間だけは痛みを忘れて熟睡出来るからね。

一見単調なようでいて、ちゃんと変化はあり、入院ライフは不快一辺倒なわけでもなかった。私が入院した時にはHさん一人だった再建仲間さんも毎週増えていった。
病棟には週単位のリズムがあって、だんだんそれもわかってきた。ここには、形成外科、乳腺外科、婦人科、泌尿器科の患者が集められていて、乳癌や前立腺癌の手術患者は4日〜1週間単位で、婦人科は10日〜2週間くらいと、比較的早いサイクルで患者が入れ替わる。この病棟の科は火曜と水曜に手術が特に多く、月火にみんな入院してきて火水木で手術、土日には退院が集中し、週末には病棟全体がいったんガラガラになる。形成の再建患者だけが3週間も4週間も長居して、後から来た人がとっとと去っていくのを見送っているのだ。
私の部屋も27日の日曜は個室状態だったが、28日にふたり、29日にまたひとりと新規患者さんが来た。他の部屋にも続々と新規患者さんがやって来て、あっという間に病棟は満床になる。

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